始めてみました⑤ 水墨画
病状よろしくなく久々のブログ更新です。
1週間のうちに本を一冊読めました、買い物にも行けるくらいには。薬に感謝。
今度は水墨画を始めました!
これはもうずーっと前から始めたかったことで、水墨画の個展にはよく行くんですが描くのは初めてです。
モノクロの世界が大好きなのと、やはり日本の侘び寂びと言いますか、和の心を大事にしたいという思いから。
今やインターネットで色んな国の文化に触れられる(気がする)時代、日本の和の心とか作法みたいなものを、直接外国人に伝えられ理解してもらえるようにしたいな、なんて。
茶道や三味線もやってみたい気満々です。
廃れていくものに抗いたい気持ちです。笑
「侘び寂び」の意味ってご存知ですか?
「侘び」は閑寂、静けさや物寂しさ、と同時に思い煩うという意味があり。
「寂び」は古いもの。渋く味わいのあるもの、また歌のサビの語源となった、渋く低い声(昔の謡曲や語り部にみられる)という意味もあるそうです。
「侘び」って今の時代に馴染みないと思うんですよ。物足りなさとか、飽食の時代にピンと来ないと思うんです。それでも、精神的な寂しさや、あとちょっと物足りない、でもそれがまた良い、みたいな奥ゆかしさ。凄く良い表現だなぁと思います。それに、うつ病になった今の自分にはぴったりの言葉だなと。笑
笑えないか。笑
「寂び」はまんま錆と同じ魅力があるな、と。
これまた錆びって今時あんまり見かける事ないと思うんです。でも錆びた物を見ると、錆びる前にその物が使われていた情景とか、時代に思いを馳せると、より慈しむ事が出来ると思うんです。僕の地元は港町なので錆びは結構馴染みがあって、懐かしいのもあると思います。笑
歌のサビの語源というのは知らず。でも心に残るサビ、ありますよね。人知れず侘び寂びの思いがこんな所に隠れてたなんて。笑
大事な和の心。
外国人に「WAO!!」と言って貰えるようなものを作れるようになりたいなと思います。
1作目。
2作目。
3作目。